こんにちは。自分らしく輝く人生を送るお手伝いをする、スピリチュアル・自然療法ヒーラー美帆です。
前回は3種類のイメージの内、具体的なイメージについてお話しました。次に、抽象的なイメージについてお話しします。
▼抽象的なイメージとは
何か変えたいけれど具体的に何かは分からない… そんな時はありませんか。
イメージは、はっきりと分かっていなくても、あなたの心の中でしっくりくるものであればどんな形でも良いのです。
具体的、現実的にはなっていないばくっとしたイメージが抽象的なイメージです。
イメージで大切なことは、あなたが何かするための目的や手掛かりをつかむことです。それはほんわかした感覚かもしれません。
ぼんやり見ているけれどもあなたにとっては希望かもしれません。あるいは、これから何をしたいか色々な情報を集めていて、
なんとなく「こんな人になりたい」と目標が見えかけている途中かもしれませんね。
これだ、と言った目標がまだ見つかっていなかったり、自分のやりたいことがぼんやりしている時に、抽象的なイメージを立てることで、望む方向に動き始めます。
抽象的なイメージは、あなたが求めていることが分かっていることをイメージにすることから始めます。自分が分かっていれば良いので、理由や合理性は必要ありません。
例えば、「赤い色」のようなものを求めるかもしれません。
何か「暖かいもの」でも良いです。
誰か分からないが「みんなが手を繋いで笑顔でいる」、でも良いです。
その絵を描いたり、書き留められるようなら、忘れないようにやってみましょう。その抽象的なものにあなたが触れた時に、あなたがどう感じて、
どのように変化したかを覚えておきましょう。それが、抽象的なイメージを具現化するための原動力になります。
あとは、それが具体的な形となって、自分の人生に訪れます、と信じて願います。
抽象的なイメージ自体は形ではないので具現化はしませんが、イメージの中にあるそれぞれの要素は、その後種のように発芽し、顔を出します。
例えば、赤いものをイメージし、それを見ているとウキウキしたとします。あなたはウキウキした気持ちになって、
それまで家に籠っていたのが外に出たとします。やがてどこかで見かけたペットのチラシを見て、犬を飼い始めるかもしれません。
それまで一人の生活だったのが、ペットを飼うことで毎日が生き生きと活力あふれる毎日に変化するかもしれません。
この時、そこに至るまでの経緯や結果は委ねていますよね。具体的なことはその時には分からなかったにせよ、
「赤いもの」をイメージしていたのは、その人にとって赤は「活力」や「動く力」だったのかもしれません。
抽象的なイメージは、その時には分からなくても、ちゃんと形になるものです。
▼抽象的なイメージは、こんなときに役に立ちます。
・やりたいことがぼんやりしている
・まだ断定できない事情があったり、断定したくないが、大体の方向が決まっている
・自分を変えたいが、具体的に何をして良いか分からない
▼抽象的なイメージの欠点と対策
抽象的なイメージは、具体的なイメージが小さいけれども堅いのに対し、どのような形になるか特定されていないので、大きな可能性を秘めています。
しかし、直接的に現実ではない分、抽象的なままで満足すると、頭の中であいまいなまま終わり、消えてしまうこともあります。
現実でぴったりの形があることを信じて、自分から働きかける意識をして、抽象的なイメージを育てていきましょう。
以上、抽象的なイメージについてお話ししました。次はスピリチュアルなイメージについてお伝えします。
美帆
azuremiho.jp